本日はフィット君の車検で、キャリパー分解 ― 2012年02月07日 22時46分
スポーツ系パッドなので、ダスト量が多いのは当然なのですが
それにしても今回は多いなぁ・・・とタイヤを回してみるとちと重い感じ
初年度登録から9年経過していましたので
フロントブレーキキャリパーのオーバーホールを行いました
取り外したキャリパーからピストンを抜き、状態確認
ピストンは固着した古いグリスを拭き取れば錆も無く良い状態です
キャリパーシリンダーの方は、チト磨かないと・・・って感じですね
ドリルにホーニング用のブラシを取り付け磨き、洗浄して確認の繰り返し
下の溝に、グリスを塗ったピストンシールを組んでから
シリンダー内部全体にも、薄くグリスをなじませます
シリンダーの上溝に、この部分を入れてからピストンを押し込みます
そうすることで、ピストンがブーツの押さえになり外れなくなりますから
このタイプはピストンを先に入れブーツを後で入れるって訳にはいきません
奥から徐々にブーツを溝の中に押し込んでいきます
コレが全周組み込まれた状態、1箇所でもはまっていないと
水などが浸入して即錆の発生に繋がるので注意して確認します
ピストンを押し込み、キャリパーシリンダーは完成
ディスクパッド清掃&鳴き止めグリスを塗り、キャリパーを元通りに取り付け
ブレーキフルードのエア抜きをして完成となります。
ただ2年前に交換してパッドが、現在残り4.8mm(新品は約10mm)
使用限度考えれば、1年後にパッドは再度チェックさせて頂かないとです!
その他、タイヤの前後ローテーションや
eクーラントの補充(コレ結構減るんですよね)ワイパーブレードゴムや
エアコンクリーンフィルターなど交換いたしました。
作業の後は、車検後の納車準備をいたします。
左側面に結構目立つコスリ傷(おそらく木の枝などで出来たモノ)があり
そのままコーティング剤塗っても傷は消せないので、ポリッシャーで磨き
傷を消してから、その後コーティング剤で仕上げてお渡ししますね。
W様、ありがとうございました!!
その他
グランドハイエース3.0ディーゼルターボ
PENNZOIL CJ10W-30&オイルエレメント交換
M様、ありがとうございました

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