はじめまして2012年01月21日 22時01分

愛知県の田原市で、自動車屋を営業しています
個人ブログは書いていましたが、自身の整備記録を残す為
こちらのブログをあらためてはじめました。

当社の地図はこちら↓


趣味で、フォトショップ&SAIなど使い絵を描いたり
年賀状用に描いたドラゴン(竜神)です

2月~11月までは、毎月第4日曜日に
キョウセイドライバーランドで開催されているジムカーナ
PUMAデザインのランサーエポリューションⅥで、参戦しています。
 

どうぞよろしくお願いいたします。


これ以前の個人ブログはコチラ(今後更新は無いと思いますが)

プリウスの補機バッテリー交換2012年01月21日 22時08分

と言っても、交換するのはハイブリッド用のバッテリーではなく
ハイブリッドシステムを立ち上げる補機バッテリーと呼ばれるモノ

こちらの車両、車検でお預かりしたものですが
俗に20系と言われる1つ前の型、走行も10万キロ近かったため
定期交換のブレーキフルードやエアコンクリーンフィルターの他にも
スロットルボディーも洗浄して、スパークプラグも交換させて頂きました

後は、以前にも交換している筈なのに又性能低下した補機バッテリー
バッテリー搭載位置はトランク内ですから、まずリヤハッチを開け
床中央のボード⇒黒いフロアのケースカバーも降ろします

その後右側の、床サイドボードを外すとバッテリーがお目見えします
バッテリーを外す前に、ラジオのメモリーやパワーウインド等
各機能がリセットされないように電源を供給しておきますが
このプリウスにはシガーライターが無い為、足元にあるOBDコネクタに接続
OBDコネクタ端子から電源供給します

その後バッテリーを外すのですが、
まずハイブリッドバッテリーの放熱ダクトのネジ2本を外し
ダクトを裏返すように回しながら取り外します

その後バッテリーの端子とホルダーを外し、バッテリー本体を交換
このバッテリーは、内部で発生するガスを車内に入れないよう
車外排出をするためのドレーンホースが付いています
性能の割りに高いのはこれが原因でしょうけど・・・元々2年保証の品が
補機に使うと、6ヶ月に減ると言うのは解せないですねぇ(?_?)

こちらが交換したもの、大体3年半ほど使用
取外しと逆に搭載、排熱ダクトも元に戻しますがネジが1つ奥まってます
ここで役立つのが、ko-kenのナットグリップと言うロングのソケット
ボルトを落とさずに狙った場所まで導けますのでオススメですよ
カバーなども戻して、バックアップ電源を外し作業完了

これでパワーウインドなどの再学習も必要ないです(^v^)V

Y様ご用命ありがとうございましたm(__)m

ホンダさんのフィット1300はここがイタイ!2012年01月23日 18時19分

本日お預かりして、車検整備をさせて頂いているホンダフィット君
当たり前に、17km/L以上の燃費を出す事で有名なこの子ももう9年

今回は、リヤブレーキのO/H(カップ交換)&ブレーキフルード交換
ワイパーやエアコンクリーンフィルター交換などの定番作業に加えて
距離の関係で磨耗し残り4mmを切ったフロントブレーキパッドの交換
CVTフルード、そしてスパークプラグ交換も行わせて頂いたのですが
このL13型エンジン・・・4気筒なのに、1気筒あたり2本のプラグを使う為
交換するプラグの数は、8本になってしまうんで・・・財布にはイタイ!!

個人的には過去、セリカ1800GT-Tの、3T-GTEエンジン位しか
2プラグの覚えが無い気がしてる程、最近は少ないんじゃないかな

同じフィットでも、1500ccの方は普通に4本なのにねぇ・・・(^_^;)

L13型、4気筒エンジン

こちらが交換したプラグ、ですが規格はすべて同じものです
奥の4本は、慣れないとちょっと面倒ですが今は何の迷いも無く交換完了
1気筒に2プラグなんですよ

以前仲の良い、ホンダディーラーの子から聞いた話では
某T社ディーラーで車検を受けたフィット1300が点検で入庫した際に
記録簿を見たら「スパークプラグ交換/4本」になっていたそうで
外したら本当に手前の4本しか換わっていなかった事があったそうです

面倒だったのか?、安く仕上げたかったからなのか?
本当に気が付かなかったのか?・・・は分かりませんけれど
本来の性能を考えるとプロらしく、しっかり見て交換して欲しいですね

個人的にフィットがとても良く出来ていると思う部分
こんな感じでカバーが外れますから、エア抜きの時に
フルードの入ったリザーバーを立てるのがラクチンなのです♪
ブレーキフルードの交換はこれでラクチンです

S様、ありがとうございました!!

サイドブレーキが効かないキャリートラック2012年01月24日 20時35分

先日車検の整備させて頂いた、スズキキャリートラック
お客様からの依頼は「サイドブレーキが効かない」との事で
ドラム外してみたら・・・こりゃスゴイ状態です
見て分かりますか?

見にくかったでしょうか?





・んじゃ拡大画像をば
泥の進入で・・・

スゴイ状態です(汗)
未舗装路の多い田原市ならではの不具合で、畑までの往復道
水かさが増していたのか、あぜ道走行時にリヤブレーキドラムと
バックプレートの隙間から内部に汚泥が進入して、内部は泥だらけ
写真は左だけですが、右側も多少マシながらほぼ同じ状態

ブレーキドラムも錆びて、ブレーキシューも早期磨耗が進み
ブレーキの隙間を自動的に調整してくれるはずのアジャスターも
稼動部分が泥で固着してして動かなくなった為にブレーキシューと
ドラムの隙間が広がりサイドブレーキが効かなくなってたのでした。

元々車検と言うことで、ホイルシリンダーも分解して
油圧ピストンのカップとブーツも交換し、各部の稼動部分を清掃
幸いバックプレートの錆は軽かったので、交換したシューの動きは無問題
アジャスターも清掃し、ラッチ(ギザギザ部分)もワイヤーブラシで泥を落とし
ピボット部分に給油して組みなおし、隙間を調整して完了。
各部は清掃、ブレーキシューも交換
自動車検査場のラインでも、しっかり揃った制動力になりました♪

明日以降、このキャリー君が泥の進入によって
もう1箇所にも修理が必要になった部分でも日記にしようと思います。

赤い公用車の車検で・・・2012年01月25日 18時24分

7年目のカルディナですが、公用車と言うことで
基本いつもは交換部品なども、指定されるままに進めるのですが
今回は「気が付いた部分は直して下さって結構ですよ」との事・・・

んじゃさすがにあそこは換えておかないと!!と、早速見たのは
普段の車検なら定番、外からの空気を車内に取り込む前に
花粉やゴミ等を取り除くために付いている「エアコンクリーンフィルター」

グローブボックスを外しフックをつまみ、ケースごと引き出しますが
これは相当イヤな予感が・・・(汗)






7年間蓄積されたあんな物やこんな物で一杯!!

やはりと言うか、これはスゴイ状態です
よく今までエアコンの風量確保出来ていたなぁと感心しつつ
新しいフィルターに入れ替えて、元通りに装着して完了
さすが新品、綺麗なもんですね♪

公用車でも、多少こちらから提案しないといけないなと
今更ながらに思いました・・・はい(^_^;)
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